反原発「緑の党」が大躍進 与党、歴史的敗北 州議選 - 3月28日
(ベルリン3月28日付 時事)ドイツ南西部2州で27日、州議会選挙が行われ、福島第1原発事故で反原発の世論が高まる中、環境政党の90年連合・緑の党が大躍進を遂げた。バーデン=ヴュルテンベルク州では同党初の州首相が誕生する見通し。1953年から同州で政権を担ってきたメルケル首相の与党・キリスト教民主同盟にとっては歴史的敗北となった。
メルケル政権は事故後、原発の稼働期間延長計画を凍結し、原発の点検に着手していたが、今回の選挙結果を受け、原発政策の抜本的見直しを迫られるのは必至だ。
バーデン=ヴュルテンベルク州では、緑の党は得票率24.2%(前回11.7%)で第2党となり、第3党の社会民主党と中道左派連立政権を樹立する見込み。民主同盟は第1党の座は維持したものの、同州で連立を組む自由民主党との合計議席は過半数を割った。
一方、ラインラント=プファルツ州議選で緑の党の得票率は15.4%で、前回(4.6%)の3倍超となった。同党は20日のザクセン=アンハルト州議選でも得票率を前回比倍増させている。
出典:ドイツニュースダイジェスト